敷地は閑静な住宅街にあり、東面に道路、北側には2階建ての住宅、南・西面には将来家が建つことが考えられました。ご夫婦は、子どもたちの今後の成長を考え、ゆったりとした敷地で安心して暮らせる家を望まれました。そこで、建物は奥庭を東南に配置し、それを囲むようにLDKを配置したコートハウスに。また家事動線を考慮し、キッチンから洗面室、物干し場、収納へと直線でつながる無駄のない動線としました。2階は必要な室と大きな1室＋ロフトを配置、吹抜けを介して2階で過ごしている子どもたちの気配を感じることができ、遊び心のある空間となりました。外観は一部壁に凹みをつくり、その部分のみポイントで色を入れることで、単調な箱のようだが、どこかお店のような可愛らしさを備えています。いつまでもご家族を包み込む優しく、そして楽しい家となることでしょう。