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住まいのコラム

注文住宅が予算オーバーにならないためにできること

お金のこと | 2021.10.15

注文住宅で口にされることの一つに「予算オーバー」があると思います。「後々に追加費用が発生して当初の予算を大幅に超えてしまった!」「間取りの打ち合わせで要望を詰め込み過ぎて予算が足りない!」「何度も打ち合わせに時間をかけたのに予算が合わず計画が振り出しに戻ってしまった!」など、お金に関する問題や不安の声は尽きません。

少し厳しい言い方になりますが、予算オーバーになる一番の理由は「資金計画が甘いから」です。

お客様自身もご自分の予算がいくらなのか、何となくでしか分かっていないことが多いのです。そして、私たち建築会社側も、お金の話は初対面のお客様には聞きにくい部分でもあります。しかし、家づくりをする上で一番大切なことは資金計画です。

なぜなら、財布の中にいくら入っているのか分からない状態で、スーパーでお買い物ができますか?お客様も私たちも財布の中身をしっかりと認識できていないから、いざ蓋を開けてみると「無理だ!」と予算オーバーになるのです。これは予算に対して嘘をついたり、正確に伝えなかったりするお客様にも問題はありますし、ちゃんと聞き取らずにあやふやな認識で進めてしまう営業担当者の責任でもあります。

予算オーバーの対処法

お客様ができる予算オーバーの対処法は、まずはご自分の予算がいくらなのかという話、そして資金計画の話を、検討されている建築会社にしっかりと相談することです。そして、営業担当者とご自分の限界予算を共有することが大切です。
 
また、このときに、建築会社によって営業担当者の態度や姿勢に差が出るかもしれません。そして、自分たちのことを「ただの客」だと思って対応している担当者なのか、資金計画を親身になって考えてくれる担当者なのかなど、お金の話をすることで「人の成り」が見えてくると思います。
 
まずは、自分たちの予算を知る。それから会社比較と土地選びを行う。無理のない資金計画の中で、自分たちが希望する建物の大きさ、間取り、仕様、土地選びをして、自分たちの理想の家を建ててくれる建築会社にマイホームを任せることが失敗しない方法です。
 
資金計画を後回しにして、間取り先行で夢や希望を並べた結果、予算が合わないとなると、そこから予算を削る作業が苦痛になってしまい、楽しい家づくりができなくなる可能性があります。そのため、思い切ってできるだけ早い段階で資金計画の話をされることをおすすめします。

はじめての家づくりでは、実はほとんどのお客様にご要望と予算に乖離があります。1億円のご予算があるお客様でも、ご要望をお伺いしていると「これは1億2000万円かかりそうです」と思いますし、2000万円のご予算でも、お話をお伺いしていると「どうやっても2300万円ぐらいはかかりそうです」と感じられることが多いです。
 
営業担当者はしっかりとライフプランやローンシミュレーションを行い、お客様のご要望がご予算を超えそうならば、ストップをかけます。そして、改めて優先順位の確認を行い、ご要望の整理や代替案をご提示します。お客様の夢とそれを何としても叶えたい設計士、そのための予算コントロールは、懸け橋となる営業担当者の腕の見せ所です。
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