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住まいのコラム

家づくりで重視すべき、地震に備える耐震性能

テクノロジーのこと | 2018.05.11

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家づくりの観点から考える防災対策として「災害に備える家づくりの考え方」をご紹介します。災害といってもさまざまな種類がありますが、本コラムでは地震への対策に絞ってお話しします。

家を建てるときに気になる耐震性能

地震に対しての建物強度の基準として住宅性能表示制度に基づく「耐震等級」というものがあります。こちらは1~3段階で評価され、等級1は建築基準法に定められた最低基準と同等、つまりどんな家でも耐震等級1はあるということです。その耐震等級1の定義は「数百年に一度発生する地震(震度6強~7)でも倒壊しない強さ」としています。等級2はその1.25倍(必要壁量は1.55倍)、等級3はその1.5倍(必要壁量は1.86倍)と規定されています。

しかしながら耐震等級1で「数百年に一度と規定している地震」は日本では阪神淡路大震災以降、この約20年で10回記録しています。最大震度7を記録した地震はその中で4回あります。2016年4月に発生した熊本地震では震源地付近で甚大な建物被害が発生しました。被害家屋の多くは旧耐震基準の木造戸建住宅でしたが、今まで安全とされていた現行基準で建てられた戸建住宅でも複数の全壊・倒壊事例が報告されており、建築業界に衝撃が走りました。そんな中、耐震等級3で設計された戸建住宅はほぼ無被害または軽微な被害状況であったことが注目されています。

耐震等級制定時の国土交通省のコメントから読み解くと、❝耐震等級1の建物は震度5ではほとんど壊れない、震度6強~7の地震では倒壊はしないが、柱・梁・壁の主要構造部が大破して建て直さなければならないくらい壊れてしまうレベル(人命は損なわれないレベル)の耐震性❞と想定されています。

耐震等級3の耐震性を備えた家に

前述からもこれから家を建てる方は、耐震等級3の耐震性を備えた家を建てていただきたいです。さらには耐震等級3の根拠を示す構造計算を行うこともお勧めします。

この構造計算は、2018年5月時点、木造3階建てでは義務付けられていますが、木造2階建てでは特例によって義務付けられていません。耐震等級3でも構造計算(許容応力度設計)が行われている建物はより安心度が高いと言われていますので、木造2階建てでも「構造計算をしてほしい」と建築会社に要望を出されることをお勧めします。

当社では大切な家族の命を守る安心の住まいをかたちにするため、耐震等級3を取得することを基本とした構造計算を全棟で実施しています。災害に備えるため、一番長く過ごす場所である家のことから考えてみてください。皆様もぜひ防災について今一度お考えいただければと切に願います。

 

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