2021.10.20 この度、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2021年度グッドデザイン賞にて、「Gap」がグッドデザイン賞を受賞いたしました。住宅密集エリアでの地域環境向上に寄与した外観デザインと耐震・環境計画に取り組んだ居住性が高く評価されました。当社では過去に<Bridge(2019年度)/SHM-house 2階建て断面の家(2017年度)/quarter 小径がつながりを見せる家(2014年度)/HACOLABO(2011年度)>でグッドデザイン賞を受賞しており、今回で5度目の受賞に輝きました。当社は今回の受賞を契機により一層、デザインと性能を両立しながら心豊かな暮らしをご提供する家づくりを積極的に推進し、お客様へのサービス向上やブランドイメージの向上に努めてまいります。 ― 受賞住宅の紹介住宅密集地でもプライバシーを守りながら明るく開放的な住まいをつくるため、南東側に光のたまり場となるテラスを設け、そのテラスに向かってLDKが大きく開くよう建物の配置や形状に工夫を凝らした邸宅です。同邸宅は過去に、国際的なデザイン賞であるドイツの建築デザイン賞「ICONIC AWARDS 2021」やイタリアの「A’ Design Award & Competition 2021」も受賞しており、今回の受賞で国際的なデザイン賞を3冠獲得したことになります。建築実例はこちら ― 審査委員による評価コメント(発表日:2021年10月20日)市営住宅の跡地に建つ計画。公共空間の再編は今後各地で進むが、地域の住環境の質を、民間の参入によってどのように底上げしていくかは重要なテーマである。本プロジェクトにおいて、外観やランドスケープに大変に気を配り、周囲に対して質の高い空間性を提供している点は評価できる。また、SE構法、ZEHを目指すなど、耐震計画・環境計画などの視点からも設計を進めることで、ストックとしての価値も高めた設計となっている点も評価できる。 ― グッドデザイン賞について1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 ― 関連情報> 同賞公式サイトで「Gap」を見る(外部リンク)> 過去の受賞歴を見る