岸和田の果物畑に囲まれた環境に計画地がありました。外部空間との一体感を図り、シンプルの中に遊び心を活かした住宅を希望されました。ある一定の規律を設け、同じボリュームの空間を少しづつずらしながら重ね合わせる。その変化が空間に奥行きを与え、生活にリズムを与えることとなった。家族それぞれの想いが、思い出が、夢や希望が、真っ白な箱にカタチを変えながら重なり合う。すべてが繋がり、寄り添いながら、いつまでも支え合う。楽しい暮らしがリズムを与えるように連なり、素晴しい音色を奏でることをイメージしています。