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建築実例

KMH-house 寄り添う家

実家に寄り添うように建つ住まい

「両親のそばで暮らしたい」との心温かな思いから実家の隣に家を建てることにしたご夫妻。敷地は間口が狭く奥行きのある形状で、両隣と後ろに建物が迫るため、室内ではプライバシーを守りつつ、光を採り込む工夫を凝らしている

落ち着きを感じる外観デザイン

左隣の実家は伝統的な日本家屋であることから、外観デザインは調和を意識。アクセントで木目調サイディングをあしらい、落ち着いた色合いで整えた建物は隣居に寄り添うように佇んでいる。前庭を広く取って駐車スペースに

視線をほどよく遮断したポーチ

斜めの壁で適度に外からの視線を遮ったポーチ。通りからは存在を隠したブラックウォルナット調の玄関ドアが重厚感のある雰囲気を演出。隣居の実家に向かって玄関を配置しているので、両世帯の行き来もしやすい

同じタイルでひと続きにした玄関

ポーチからシューズクロークまで同じタイルを使うことで、内外の一体感が高まり、視線の抜けによって広がりを感じる玄関。一番最初に目に入る正面の棚には好きなものを飾って、見せる収納として活用

壁面を利用したシューズクローク

ディスプレイのような趣があるオープンラックを壁一面に設置したシューズクローク。家族の靴を飾るように収納。見た目すっきりの壁かけミラーを備えているので、お出かけ前の身だしなみチェックもしやすい

さりげないデザイン扉が印象的な玄関ホール

正面の収納扉は、天井の高さまであるハイドア。壁となじむシンプルなデザインにすることで、空間に美しく溶け込み、玄関ホールにすっきりとした印象を与えている

のびやかな吹抜けがお出迎え

玄関ホールを通ると、木の温もりが漂う3本の化粧梁と、伸びやかな吹抜けが出迎えてくれる。LDKの大きな窓はハイサイドライトだけだが十分な明るさを得られている。「細長い空間ですが、吹抜けと大きな窓のおかげで暗く感じることはありません」

空間に豊かな表情を添えるアクセントウォール

玄関ホールとの仕切りを兼ねたテレビ背面のアクセントウォール(SOLIDO)は、落ち着いた雰囲気を演出し、ワンランク上の空間に導いている。玄関ホールとリビングの間には敢えて扉は設けず、適度な連続性を持たせ、行き来をスムーズに

家族で空を眺めるピットリビング

ソファに腰掛けると吹抜けの窓から空が見えるリビング。床を一段下げてカーペット敷きにすることで、くつろぎ感がアップ。視線が下がることで空間をより広く感じることもできる。「雲や星空を眺めたり、ここから見える景色を楽しんでいます」

変化を付けてメリハリを与えたこだわり空間

LDKは一直線に並んだワンフロアだが、部分的に高低差を付けたり、素材を変えることで緩やかにスペースを分け、ナチュラルだけど甘すぎないメリハリのある空間に仕上げている

モノトーンスタイルのダイニングキッチン

床にブラックのタイルを敷き、壁と天井にはキッチンのラインに沿ってブラックのアクセントクロスをあしらい、ブラック&ホワイトでスタイリッシュに仕上げたダイニングキッチン。床タイルは拭き掃除も負担なく行えて便利

一体感のあるダイニングキッチン

キッチンの真横にダイニングテーブルを配置。直線で行き来でき、料理の受け渡しがラク。存在感のあるキッチン家電やゴミ箱などは、扉付きの背面収納にしまうことで、いつでもすっきりとした空間に

キッチンからリビング方向を見る

敷地形状に沿った奥行き10m×幅4mの細長いLDKは、外から見られる心配がない窓計画により、家族の時間を安心して楽しめる。「住み心地はとても良いです。最初に提案を受けたプランからほぼ変更なしでかたちにしました」

印象的な3連のスリット窓

ダイニングの向かいに設置した3連の縦長スリット窓は換気の役割を果たしつつ、空間に表情を添えるアクセントとして活躍。床には素足でも気持ちいいオークのフローリングを採用

家事をスマートにこなせる動線

キッチンの奥に洗面室と浴室を配置。水まわりを集中させることで家事の同時進行をスムーズに。左手には奥さまがお好きという「太陽の塔」のアートが並ぶ

お子さまにも人気の階段スペース

家族が必ず顔を合わられるよう、ダイニングキッチンとリビングの間に階段を設置。階段下は収納として無駄なく活用。「子どもは階段がとてもお気に入りで、手すりにつかまってごっこ遊びを楽しんでいます」

LDKを心地よい陽射しで包む吹抜け

2階廊下からは吹抜けを介して、遥か遠くまで望める景色を存分に楽しめる。南東側には採光を遮るものがないため、2面に大きな窓を設けることで、プライバシーを確保しつつ、明るく開放的な空間を叶えている

主寝室に併設された1.5畳の書斎

住まいの一番奥に配したこもれる書斎コーナー。主寝室に併設し、プライベート性が高く、静かで落ち着くため、1人で読書やパソコン作業に集中するのに丁度いいスペース。カウンターは造作

清潔さと美しさにこだわった洗面室

軽やかなフロートスタイルの洗面台が置かれたゆとりを感じられる洗面空間。リネン用品や洗濯機は左手の収納にしまっているため、キッチン同様、すっきりした空間をキープできる。洗面台横には使うときだけ広げる折り畳み式カウンターを設置

コントラストが美しい浴室

白とダークブラウンの木目調でコーディネートした浴室。洗面室とインテリアを統一することで空間が広く見える効果も

隙間をつくらずぴったり納まった洗面コーナー

2階の洗面コーナーも1階と同じ機能的なシステム洗面台を採用。隙間をつくらずに納まっている佇まいが美しい。大きなミラーには吹抜けの窓を介して空が映り、やわらかな光が白い壁にたっぷり拡散し、明るく奥行きのある場所に

建築概要

コンセプト

新しい住まいを考える中でご家族は、土地を探して家を建てるのではなく、古くから存在するご実家が建つ敷地内での新築計画を望まれました。敷地は南東から北西の軸線に向かって長い形状をしており、北東に住居、南西にご実家が迫り、南東に道路と道路を挟んだ向かいに神社の緑が見え、北西の隣地は建物が建っていないという環境でした。
限られた敷地の中で、まずは駐車スペースを考え、実家側に向かって玄関を設置し、そこから奥行を生かしながらLDKなどの住空間を展開しました。リビング上部には吹抜けを設け、東から南東の光がしっかりと取り込める計画とし、隣家が迫る敷地条件でも明るい空間を実現しました。また、リビングの一部床を下げたり、キッチンの一部天井を下げ、床の素材を変えるなどの変化を持たせることで、LDKの中で差を生み出し、シンプルでありながらも引き締まった空間に仕上げています。また、家事動線を考慮し、キッチンのそばには水まわりを設置しました。2階はシンプルに居室を3室設け、階段ホールと吹抜けとがつながる場所をつくり、閉鎖的にならないように工夫するとともに、向かいの緑も見えるようにしました。外観の色目は目立ちすぎないよう、落ち着いた色合いを採用し、ご実家とご家族、そして周辺環境や自然に寄り添う家となりました。

敷地面積
116.38㎡[35.2坪]
建築面積
59.41㎡[17.9坪]
延床面積
103.47㎡[31.2坪]
建築場所
大阪府岸和田市
構造
木造[金物工法]
規模
2階建て
竣工年月
2019年
本体価格
1500~2000万円
分類
ARCHAUS
建築実例掲載について
  • ■本コンテンツでは当社がオーナー様と創り上げた新築住宅・リフォームなどの設計・施工事例やプロジェクト事例をご紹介しています。
  • ■掲載写真はプライバシー保護や不要物除去などを行うため、撮影した写真にCG加工を施しているものがございます。
  • ■掲載写真は撮影当時のものです。掲載写真の外内装などは敷地や周辺環境等の諸条件、地域の条例、取り扱いの変更・中止、その他の諸事情により同じものを採用できない場合がございます。
  • ■完成予想図(CGパース・CG合成画像など)の場合、実際の建物・環境とは多少異なる場合がございます。
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  • ■本体価格および本体価格帯には、消費税、外構工事・地盤改良工事・屋外給排水工事などの付帯工事費、諸費用、土地購入費用、家具購入費用などは含まれておりません。
  • ■本体価格および本体価格帯は建築当時のものであり、価格改定などによって現在の価格とは異なる場合がございます。
  • ■Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)に該当する場合も総称して「ZEH」と表記しています。

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