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建築実例

ITF-house フキヌケの家

立体感のある表情をつくったファサード

東側の前面道路以外の三方を建物で囲まれ且つ高さ制限や外壁後退距離などの規制が厳しい敷地に建つF邸。凸凹のあるプロポーション、窓や庭の配置からは敷地の特性を活かした緻密なプランがうかがえる

モダンな建物に映える植栽

濃淡の異なるグレーを使い分けたムラのある塗装が端整な外観の表情に豊かさを添える。杉板型枠を用いた打ち放しコンクリートの塀と、塀を越えて高く伸びたアオダモ、ジューンベリーなどの中高木が外観のアクセントとなっている

憧れを叶えたガレージハウス

子ども頃から車が好きだったというご主人が夢見た、愛車の近くで暮らせるガレージハウス。ガレージの開口は5.6mで車2台とスポーツバイクを収容でき、ガレージの手前も駐車スペースとして活用している

ご自慢の愛車が並ぶビルトインガレージ

撮影当時の愛車はポルシェ(997ターボ)、BMW(X5M/MINI COOPER S)の3台。アプローチとガレージは同じタイルを使い、シャッターケースや有圧換気扇を露出させないことで、視覚的な広さを感じられるようにしている

長さ約6mのゆったりとしたアプローチ

住まいへの期待感が高まる建物中央の吹抜けアプローチ。通路を長めに取ることでオン・オフの気持ちの切り替え時間にもなる。米松羽目板張りの造作玄関ドアがシャープな空間に温もりを添える

ダイナミックな吹抜け玄関

玄関に入ると高さ6.4mの縦方向の抜けの良さに圧巻される。敷地の半分強は道路より約80㎝高くなっていたため、その高低差をほぼそのまま活かして設計。4層のスキップフロア状に居住スペースを配し、変化に富んだ美しい空間をつくっている

1層目の明るく開放的な玄関

正面の上下に取った縦長のスリット窓は、外からの視線を最小限に抑えつつ、室内に十分な光を届けてくれる。間口14mの建物の中央に配した吹抜け玄関&階段は北棟と南棟をジョイントする役割を担っている

愛車との距離をぐっと近づけるガラス壁

室内からも愛車を眺められるよう、ガレージと室内の間仕切りにガラス壁を採用。ガラス壁越しにダイニングキッチンで過ごす家族とコミュニケーションを取れる。ガレージからはシューズクロークを抜けて玄関に向かう裏動線を確保している

オブジェのような存在感がある階段

階段は蹴上げを抜くなど最小限の構造体でデザインして軽やかさを演出。床やアクセントウォールに採用したブラックウォルナット材が上品なインテリアを演出している

2層目のダイニングキッチン

スキップフロアと吹抜けで緩やかにリビングやガレージとつながるダイニングキッチン。家族が離れて過ごしていても、お互いに動きや気配を感じられるちょうどいい距離感を生んでいる。すっきりした納まりのガラス壁を通して愛車を眺められる

緑を眺めながら料理するアイランドキッチン

キッチンからダイニング、テラスを望む。キッチンは家族の様子も自然も感じられるベストポジションに設置した。庭に面しているので、明るい光の中で料理を楽しめる

窓を全開することで開放感が増すダイニング

全開口サッシから緑を取り込み、室内に居ながら自然を感じることで、住まいの心地よさがワンランクアップ。テラスはアウトドアダイニングとしても活用できる。「居心地のいいダイニングはとても気に入っています」

普段は表に出したくないものはすべて隠せるキッチン

引戸を閉めると、キッチン感が出る冷蔵庫や炊飯器などの家電や食器棚をすっきり隠せる。引戸の先はウォークスルータイプのパントリー兼ランドリールームとなっていて、家事の同時進行がスムーズに行える

3層目は居心地のいいリビング

スキップフロアで効果的にダイニングキッチンと分離したリビングは落ち着いたリラックス感を得られる。ほどよい採光と高すぎない天井高の設定により、この居心地が実現している。リビング脇にはカウンターを設けて、ワーキングスペースとして活用

間接照明の光が演出する穏やかな空間

リビングの天井にはダウンライトを設けず、L字に巡らせた間接照明を採用。左奥の開口の先には、リビングと同じ奥行きのファミリークロゼット、その奥に納戸があり、ゲストルームを介して回遊できる動線になっている。家具はカッシーナのもの

ディテールにこだわったリビング

左手の5畳のゲストルームと右手の14畳のリビングとは、L字コーナー上吊り引戸で仕切ることができる。2方向の壁にすべての建具を引き込め、見切りも目立たないように設計しているため、ゲストルームとリビングは一体空間としても使える

リビングから南棟を見る

間仕切りがないため、視線が上下に抜ける。下からガレージ+玄関、ダイニングキッチン+水まわり、リビング、各個室の計4層で構成し、層ごとに機能を明確に分け、上階に向かうほどプライベートな空間をゾーニング

愛車を眺めながら作業するホビールーム

ガレージに隣接して設けた、愛車との時間を大切にできるご主人のホビールーム。あえて窓は大きくせず、横長のフレームに美しく収めて見せることを意識。「車を眺めながら作業でき、最高です」

上質な気品を漂わせる洗面室

使いやすさを考慮するとともに、広がりのある快適な洗面室には洗濯機を置かず、洗面化粧台のみとしているため、すっきりと美しい空間に。洗面化粧台は下台と三面鏡の間の壁面にエコカラットを張り、優しく上品な印象に仕上げた

テラスと植栽で構成したコンパクトな庭

道路と隣家が接するL字状に多様な樹木や地被植物、花や実をつける植物を植えて、室内から気兼ねなく四季の移ろいや自然を感じることができるようにした。中高木が外からの視線を緩やかに遮っているため、昼夜問わず快適に過ごせる

心地よい日陰をつくるオーニング付きテラス

屋根のないテラスで快適に過ごすために欠かせない日よけ。電動式オーニングを設置することで、夏の強い日差しを遮り、雨天でも快適に過ごせる半戸外のスペースを整えた

スペシャルムービー

建築概要

コンセプト

閑静な住宅街にある三方を隣家に囲われた宅地での計画です。東側前面道路と約80cmの高低差があるため、この高低差を活かしつつ、できる限り掘削を抑えることを意識して基本構成を行いました。配置計画は、施主様のご要望のひとつでしたビルトインガレージを既存の北側古家とガレージに合わせて配置し、敷地の高低差を活かして建物を北棟と南棟に分離しました。2棟間に生じた高低差がそのままスキップフロアのような空間として内部に反映され、天井高6mの吹抜け玄関が誕生しました。この吹抜けが住まいの一体感と家族間の心地よい距離感を生み出す役割を担っています。車をこよなく愛するご主人のこだわりを実現しつつ、開放的で動線計画にも配慮した住まいとなりました。

敷地面積
216.48㎡[65.4坪]
建築面積
107.24㎡[32.4坪]
延床面積
204.55㎡[61.8坪](ガレージ含)
建築場所
大阪府
構造
木造[NK工法]
規模
2階建て
竣工年月
2019年
分類
a-casa
建築実例掲載について
  • ■本コンテンツでは当社がオーナー様と創り上げた新築住宅・リフォームなどの設計・施工事例やプロジェクト事例をご紹介しています。
  • ■掲載写真はプライバシー保護や不要物除去などを行うため、撮影した写真にCG加工を施しているものがございます。
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  • ■本体価格および本体価格帯には、消費税、外構工事・地盤改良工事・屋外給排水工事などの付帯工事費、諸費用、土地購入費用、家具購入費用などは含まれておりません。
  • ■本体価格および本体価格帯は建築当時のものであり、価格改定などによって現在の価格とは異なる場合がございます。
  • ■Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)に該当する場合も総称して「ZEH」と表記しています。
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